Compliance And Accountability/Residents Participation


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文書関係目次

議員報酬5%カット解除について
町長批判の新聞報道について
ミニ集会での配布資料


文書・関係資料

ミニ集会の資料や折込での配布文書などを掲載してます
【議員報酬5%カットが平成21年4月から解除】
                                         ボランティアグループ「高取町ご意見番」
                          代表幹事:中西宏次
                  住所:奈良県高市郡高取町下子島350
             電話:0744-52-9088・9160

  『町議の定数が4削減されましたが、議員報酬5%カットが平成21年4月から解除されたことがわかりました。
住民からは「町が一丸となって財政改善に取り組んでいる中、示しがつかないのでは」と批判の声が上がっています。』 (平成21年4月14日産経新聞朝刊引用)


   「財政危機で町長以下の全職員が給与カットを実施している中で、議員報酬カットだけが平成21年4月から解除されていることがわかりました。高取町では町長の給与が25%カットされているのをはじめ、平成19年度から職員全員が5%カット。さらに今年の3月議会で、21年度から23年度まで、管理職のカット幅は6%とすることが決まりました。
3月議会では同時に、今年7月の任期満了に伴う次回町議選から議員定数を現行の12から8に減らす条例が可決されました。しかし、職員と同様に19年度から実施していた報酬5%カットについては、21年度以降も継続させる議案が提案されず、4月以降少なくとも町議選までの期間は全員が満額支給されることになりました。」  (平成21年4月14日産経新聞朝刊引用)

  ★住民からは「町が一丸となって財政改革に取り組んでいる中、示しがつかないのでは」と批判の声が上がっています。
「高取町ご意見番」は、今の高取町の危機を乗り切るために、町民とともに痛みを分かち合う精神を持って頂き、現行報酬の30%の削減を提言します。
 ★町議選は6月30日告示で、7月5日が投票日です。

 現在「高取町ご意見番」では、大字区長の協力のもと、“地区別ミニ集会”を順次開催しております。地元大字での開催時には是非ご参加下さい。私たちのふるさと「高取」を守り、不正を正す。そして「より良い町づくり」を進めていくためには、町民1人一人の参加と協力が必要です。今後とも、「高取町ご意見番」にご支援・ご協力の程、よろしくお願い致します。

 ◎「高取町ご意見番」は、ボランティアグループで活動資金が不足しております。会員募集と共に支援カンパのご協力を!!! 
※「高取町ご意見番」のホームページが開設されました。 
 アドレス:http://www.takatori-goikenban.net/

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一連の新聞報道にたいする見解  

                【新聞報道による町民不安】

                            ボランティアグループ「高取町ご意見番」
                            代表幹事:中西宏次
                            住所:奈良県高市郡高取町下子島350
                            電話:0744―52―9088・9160

平成21年4月7・8日に奈良日日新聞朝刊及び4月10日の奈良新聞朝刊の1面記事内容にて、高取町土地開発公社新市街地開発事業用地の売却について報道されました。この記事により、町民は大変、不安と町長への疑心暗鬼が広まっております。
そこで我々は、いち早く「今回の新聞報道について」文書を持って町長に、“緊急会談” を申し入れました。事実関係を明らかにして、町民を安心させてほしい旨を伝達したのです。
地区大字でも混乱は大きく、「高取町ご意見番」としては町長への質問や回答状況を記して、町民への “情報開示” を行っています。
今後も状況を静観し、冷静な判断と正しい情報を町民に伝えていこうと思っています。

【新聞報道の事実関係確認の為、緊急会談の申し入れ】 於:町長室
( 高取町土地開発公社の福祉施設用地売却について町長よりの回答 )

公社所有地売買については、現時点では提案のみで、具体的な結論は出ておらず検討段階であります。そもそも“中川会”への用地売買については、前町長の在籍中であった平成19年10月10日に“中川会”より老人福祉施設建設の要望がありその後、県とも色々と折衝を繰り返していた計画の1つでした。その計画を現町長の私が引き継ぎ、“中川会”や県との話し合いを継続しておりました。

 前町長当時の売却金額は、1億4000万円でした。しかし、現在の地価評価額を確認したところ(南都銀行調べ)4000万円程度である事が判明しました。町としても“中川会”にしても、地価評価額を著しく上回る金額で売買する事には問題があると判断し、正式な地価評価額を鑑定してもらい、その価格で売却するよう検討がなされていたのです。そして“中川会”では、当初約束した金額が1億4000万円である事もあり、財政難である高取町に対し社会的貢献も含め、土地の購入費用と寄付金で1億4000万円を支払う方向で話が進められていました。

一方、新聞報道された14年前に取得した福祉施設用地代金 約4億1500万円についてですが、当時6500万円で既に購入していたのに、3億5000万円が上乗せされ、その不透明な金の流れが噂されておりました。新聞報道では「買い値の1/10で売却」「異常安価で土地売却」と報道されておりますが、当時の4億1500万円の売買自体が異常なのです。

今回の新聞報道では、土地開発公社解散への妨害記事としか思えません。その誤った内容をリークしている人物が存在し、金の絡みや政治的関与が見え隠れしております。 奈良日日新聞によると、現公社理事の誰かによる情報リークであり、予算書のコピーまで入手していることを認めています。このような行為は公職たる者が秘密文書を漏洩し、マスコミ等にリークすることは、政治倫理や守秘義務に抵触します。

今回の情報により土地開発公社解散を阻止し、極端にいえば町長辞職も意図した策略だと考えます。 このような利権や圧力に屈せず、高取町再建のため、町民のために全精力を傾け、今後とも頑張っていきますので、へんな噂や風評に惑わされず、私を信用して下さい。 真実はひとつなのです。
【 ★以上が植村町長の回答でした。私たちは今後の推移を見守りたいと思います。
「高取町ご意見番」は、今後も“真実”を町民の皆さんに“情報公開”していきたく存じます。 】
※ 私たちは町長擁護も、町長批判もしておりません。真実を追求し、その事実のみを町民の皆様に情報開示していく所存でございます。


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ミニ集会での配布資料
           【町民への皆様への「高取町ご意見番」活動報告】

                            ボランティアグループ「高取町ご意見番」
                            代表幹事:中西宏次
                            住所:奈良県高市郡高取町下子島350
                            電話:0744―52―9088・9160

                   
去る平成21年1月11日、リベルテホールでの設立記念講演に於きましては、多数の町民の皆様がご参集下さいまして、ありがとうございました。雪が舞う寒冷の中、予想を超える約80名以上の町民の方々が真剣に意見交換し、町民は誰しも町政への不安や提言を持っておられ、今後の取り組みについても参加意欲が大きく、ひとりでも多くの町民が参加出来るよう、各地区別でのミニ集会の開催を満場一致で採択されました。
その結果、高取町自治会長及び大字区長のご協力のもと、今回のミニ集会を開催出来ることとなり、感謝致しております。現在まで3カ大字(下子島・市尾・下土佐)においてミニ集会を実施いたしました。当会の設立趣旨と活動内容を報告した後、意見交換が交わされました。「高取町の財政に関する件」「土地開発公社に関する件」「水道加入金に関する件」「町議会議員の定数削減・報酬削減の件」についての調査内容を報告すると驚きと憤慨の、叫びとも言える声が一斉に起こりました。「今まで知らなかったことや、解らなかったことが理解出来た。私たちも町政に向きあい、参加していきたい。私たちでも出来ることがあれば協力していきたい。」と当会の趣旨に賛同して頂き、町民の意識も、徐々に変革しつつあり、手ごたえを感じております。
当会は、平成20年11月9日にボランティアグループ「高取町ご意見番」の設立総会を開き、無事発足致しました。そして翌日、町に対し「宅地開発での水道加入金に関する件」と「高取町土地開発公社に関する件」について“公文書開示請求”を行い、町長に対し同じ件で“公開質問状”を送り、町議会議員には「100条委員会設置について」と「町議会議員定数および議員報酬に関する件」に関する“公開質問状”を提出致しました。
下記に報告いたします。
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「町への公文書情報開示請求」「町長や町議会議員への公開質問状」の内容と回答状況
                「高取町土地開発公社に関する件」

1. 前町長による公金横領事件の発端となった、高取町土地開発公社の不透明な会計や事件の真相究明に向けた調査報告や責任の所在、今後の対策についての取り組み等について回答願う。(文書請求)
2. 前理事長の筒井良盛前町長に対し、3億5000万円の業務上横領と虚偽の公文書作成および行使罪で、橿原署に刑事告訴した後の経過報告。(文書請求)
3. 100条委員会設置等町議会への提言要望。

(町の回答)  町議会の本会議及び各委員会での会議録の複写154枚
(町長の回答) 事件経過や調査内容、対応事実等について口頭回答及び文書回答
「宅地開発での水道加入金に関する件」
1.   水道加入金約3300万円が未納状態にあるが、その対応策は?(文書請求)
2.   元課長が町の公印を勝手に使用し、開発業者との間で合意書が偽造された件について開発業者との話し合いの経過について(文書請求)
3.   実行した元課長に対する対応は、どうなっているのか?(文書請求)
4.   町の公印の管理体制について(文書請求)
  合意書に基づいて業者から約740万円が支払われたが町には、納められていない実態?(文書請求)
5.   公文書偽造の疑いで橿原署に被害届を提出した後の経過状況は?(文書請求)
6.   今回の件のみならず、同じような不正が繰り返されているという情報があるが、その点の調査や今後の対策について(文書請求)
(町の回答)  町議会の本会議及び各委員会での会議録の複写154枚
(町長の回答) 事件経過や調査内容、対応事実等について口頭回答及び文書回答

[町議会議員定数および議員報酬に関する件]
◎高取町は今、財政破綻の危機にあり無駄遣いをやめ、経費削減は勿論のこと新たな改革が必要とされています。そのためには、優秀で町民のために行動してくれる質の高い議員を求めます。通常住民1000人に1人の議員と言われていますが、現行高取町議会議員定数は12名で多すぎると思います。そこで現行12名を8名に議員定数の削減を提言します。
◎議員報酬についても、今の高取町の危機を乗り切るために、町民とともに痛みを分かち合う精神を持って頂き、町長同様の現行報酬の20%削減もしくは日当制を提言します。
◎前高取町長の不祥事は、全国的に知られ、町民は怒りと不安で一杯である。しかしその実態や今後の対策等公表されておらず、町行政への不信感、諦めが見られる。時間の経過と共に被疑者時効や問題事案の風化が懸念される。迅速且つ※積極的な取り組みを行い、逐次情報公開できる環境の整備を要望する。 ※ 100条委員会設置を要望。
(町議会の回答)  貴団体からの提言並びに質問については、従前より議会において検討中であります。
(町議会議員個人の回答) 誰一人、回答なし。
私達の思いは、早い時期に不透明な政治や不信・疑惑を払拭し、「高取町民が安心して生活出来る」 「高取町民である自信と誇りの持てる」 “新生たかとり”に再生出来るよう努力していきたいと存じます。そして本会の本来の目的である、町おこしボランティアを、町民も行政も企業も全てが関わりあいながら“わが町、高取”の復興に向けて、楽しい汗と屈託のない笑顔を見たいものです。
本会の第1の設立趣旨は、町長や議員批判ではありません。町民の代表として解決することでもありません。町民の皆さんが町政に関心を持って頂き、町政への意識を変えることなのです。「町民1人一人の力はすごいんだ」と言うことを認識してほしいのです。町民が意識変革する事により、自治会が動き、議員が動き、町長が動くのです。それが、町おこしになって高取町は変わるのです。それが当会の目的です。
今、全国で市民ボランティアの活動が広がりを見せています。住民参加型の行政や政治を実現し、納得のいく地域社会を構築する。それが私達のいう「村おこし」なのです。当会の活動が認知され、高取町の取り組みが全国に波及することを願っています。
現在の「高取町ご意見番」の活動としては、高取町自治会長及び大字区長のご協力のもと、地区別ミニ集会を順次開催中で御座います。定例幹事会は、だいたい2週間に1度の割で会合を持っています。また最近では、高取町職員組合の執行幹部7名との意見交換をし、定期的に勉強会や意見交換会を持つこととなりました。
今後は、町長や町議会議員と話し合う場を多く持ち、高取町の繁栄のために尽力していきたく存じます。
これからも、町民の皆様方のご支援・ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
【水道加入金に関する件】(グリーンタウン)

平成20年3月25日、元高取町職員の事業課長は、独断で町の公印(高取町水道事業管理者:植村家忠)を住宅会社の作成した合意書に捺印し、平成20年3月31日に合意金741万2千円が南都銀行高取支店の高取町水道企業出納会計、個人名の口座に振り込まれ、4月1日に解約し全額着服しました。そして定年退職。この件は、平成19年度水道事業特別会計決算の監査(9月)で発覚し、町は橿原署に報告、後日被害届を提出しました。
町は9月の監査時までこの件を知らず、何と水道加入金約2800万円を免除する事態となっているのです。その後、新聞報道により元課長は高取町に着服した741万2千円を返しておりますが、町はそれを受け取れば住宅会社に架空の合意書を認めたこととなり、約2800万円の損失となります。よって元課長が返金した741万2千円は一般会計には入れず、預かり金扱いで現在、宙に浮いています。

平成21年3月3日(有印公文書偽造・同行使・詐欺の疑いで)元事業課長逮捕

その後の内部調査で、この元課長は平成19年2月に町の団体の補助金等の通帳(土佐区域街並み環境整備事業・町企業内人権教育推進協議会)を無断で解約し、残金126万円を着服した事実が判明しています。
町の団体や協議会名義の通帳は、町が保管・管理しており団体が解散した時点で、その通帳の残金は一般会計の雑収入として入金しなければならないことになっているのです。

水道加入金1区画:37万600円で元課長が着服した分は、20区画分の741万2千円で、住宅会社との合意書にあった102区画未納分より56区画分減額すると2075万3600円を免除すると言うことになり、741万2千円を差し引くと、実質請求額は、483万4400円となります。正式請求額が3300万円であるのに、結果的には高取町は2816万5600円の損失となるのです。現在合意書は白紙とし、住宅会社と請求額の折衝をしているところです。

★  高取町では、5年前の同対事業での不正、3年前の建設業者との癒着、昨年の土地開発公社の不透明な会計と、公印偽造及び不正使用等の罪が後を絶ちません。
住民感情とすれば、公印管理の不備についてや職員がその職責にある中で犯した犯罪。そして逮捕されたその人間が無事に定年退職を迎え、退職金まで手にしていると言うことに対する不条理についての憤りを感じます。

元課長は勿論のこと、町の対応が問われているのではないでしょうか。
まずは内部統制をきっちりとして、不正を生まない組織を構築することが先決でしょう。

元課長の退職金返還請求については、そもそも退職金支払いが妥当であったか否かを検討するべきだと思います。有罪判決が確定したら元課長に対する損害賠償請求を積み上げて、高取町として法的請求の準備を要求します。資産隠しを許さないため、場合によっては、仮差し押さえ等の強力な措置を講ずるよう町に提言していきたいと思います。

【高取町土地開発公社の件】

前理事長の筒井良盛前町長が、高取町土地開発公社に保管していた公金から約1200万円を着服した業務上横領及び共犯者と共謀し、町が執行した道路改良工事の一般競争入札において最低制限比較価格を内報し、同価格と同一価格で特定の会社に落札させたという偽計競売入札妨害で、平成20年8月19日、懲役3年執行猶予5年に処する有罪判決が下りました。
また、前理事長の筒井良盛前町長が銀行から借り入れた3億5000万円を町内の建設業者の銀行口座に送金した行為は、業務上横領と虚偽の公文書作成および行使罪に該当する行為であり、すでに大阪地検で起訴されたものとは別の内容であること受け、8月15日橿原署に刑事告訴をしました。そして11月18日正式受理されております。現在、橿原署・県警捜査2課により捜査中であります。

 そんな折、平成21年3月6日の3月定例町議会におきまして、植村町長から「高取町土地開発公社」の解散を検討していることを表明されました。苦しい町の財政事情もあり、新規事業の予定もないことから存続させる必要もないと判断されたようです。具体的な時期については事務処理や財産管理を行い、公社理事会や町議会と協議するとのことです。昨年8月の前町長が起こした業務上横領(有罪判決)や別件の横領・虚偽内容の決算書作成が明らかになり、町が県警に告訴している現在、その当時の役員や関係者、前町長等不透明なまま、また責任の所在が不明なまま解散することには違和感を感じます。

そして土地開発公社の不良債権8億9394万5千円はどうなるのでしょうか?当然、
町がその分を肩代わりして毎年6000万円前後を20年間、銀行に返済することに変わ
りはないでしょう。町長は「いったん清算して白紙に戻したい」と言われておりますが、
まずは内部統制をきっちりとして、「不正を生まない組織を構築する」ことが先決でしょう。
★  残念ながら、公社が完全なブラックボックス化している現状があったように思います。
まず以って思いますのが、議会は果たして行政のチェックが出来ていたのかどうか、議
会の機能に関して素朴な疑問が浮かんでしまいます。
緊張関係の無い下では、馴れ合いの下では、このようなことが起こりやすいと思う次第です。さらに、監査体制はどのようなものであったのでしょうか?町の監査が及ぶものであったのでしょうか?更に外部監査はどのようなものであったのでしょうか?また、町民の行政の監視体制は、どのようなものであったのでしょうか?・・・・と。
 不用意な対立は問題であるのですが、緊張関係のある行政・議会・町民の活動が、今回のような事件が起こった時には、改めて必要ではないかと感じる次第であります。

そして公社解散の件については、まず町長に公社解散の理由と真意を確認し、公社解
散の条件として、現在もまだ解決されていない問題や不透明な部分・責任の所在等については、引き続き証拠保存・事情聴取等、真相究明に向けて続行調査する旨を約束して頂くことが大事かなと思います。そして今後の議会対応を観察・精査し、注目していきたいと存じます。
【高取町の債務額】 (平成20年3月31日現在)
★ 高取町の累積赤字・・・・・・・・・・・・・・・2億9394万5千円(赤字比率13.93%)
★ 土地開発公社の借入金(不良債権)・・・・・・・8億9394万5千円
(高取町が肩代わりして返済)
★ 高取町から公社への補填(補助金)・・・・・・・1億4040万円
(国民健康保険特別会計よりの繰入金)  (公社の欠損金1億2000万円支払い)
※公社の赤字を0円にし、銀行3行より8億5000万円を借り換えする。20年間で減価償却、町は毎年6000万円前後の補助金を公社に使うことになる。債務保証:〜平成40年までの補助金・8億5千万円まで総務省の経営健全化にかかる団体の指定(H20〜24年)・・補助金に対する特別交付税(元金均等で返している利息分《2.675%》の4分の1が特別交付税として受けられる)
                                    
合  計  ・・・・・・・・・12億8614万5千円(債務累積)

★ 早期健全化基準・・・財政の早急な見直しが必要 (11.25%〜15%)イエローカード
★ 財政再生基準・・・・財政破綻・財政再建団体  (20%〜)        レッドカード

1.県内市町村の状況 

平成19年度決済では、県内の市町村では7市町村が赤字だった。全国では約1800市町村があるが、赤字決算になった市町村は23市町村でしたので、県内市町村が約3割を占めています。

2.地方公共団体財政健全化法に基づく指標 ⇒ 「実質赤字比率」 

平成19年度決算で赤字となった県内市町村(早期健全化基準に近い団体順)

@ 御所市 A高取町 B平群町 C大和高田市 D桜井市 E大和郡山市 F上牧町
37年連続 4年連続  4年連続  7年連続         4年連続  4年連続 

3.原因  
★ 人件費が高い・・・@桜井市 A御所市
★ 借入金返済(公債費)が高い・・・@上牧町 A御所市 B桜井市 C高取町 D大和高田市
★ その他の経費が高い・・・@平群町(し尿処理費等) A高取町(し尿処理費等)

4.県内市町村の総収支比率(平成20年9月5日現在)  健全化判断比率

市町村       19年度比率  早期健全化基準 基準との差  状態
1位:御所市       13.67%     13.75%    0.08%   要治療
2位:高取町       13.93%     15%           1.07%             要治療
3位:平群町       12.49%     15%            2.51%   要治療
★この財政難の町政の中、私達は経費削減は勿論のこと、無駄遣いは何であるかを探し提案していきます。
「高取町ご意見番」入会募集

※  町行政に不満や不信、疑問に思うことはないですか?
※  町議会議員に対する意見・意向はないですか?
※  高取町の発展のために、希望することや発案はないですか?


私たちのふるさと「高取」を守り、不正を正す。そしてより良い町づくりを進めて行くためには、町民1人一人の参加と協力が必要です。

今まで行政に任せっきりで「何も知らない」「聞かされてない」
ではダメなんです。

一部の政党や有識者でなく、近所のおっちゃん・おばちゃんが、
「これは、おかしいで」「どないなっとるんや」「わしはこう思うけどな」・・・


という疑問や意見を行政に反映させようではありませんか!
そして生まれ変わるのです。

私たちの手で!私たちのふるさと「高取」を!

※ まもなく、「高取町ご意見番」のホームページが開設されした。!!!
ホームページアドレス:http://www.takatori-goikenban.net/
※会員希望の方は、下記連絡先によろしく!会費は、年間3.000円です。
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連絡先:ボランティアグループ「高取町ご意見番」事務局
    高市郡高取町下子島350番地
中西宏次宅
TEL 0744−52−9088
  
【議会状況】        高取町(世帯:2,852人口7,864人)  議員12名
高取町議員報酬
       議長 副議長 常任・議運委員長 議員 期末手当支給率
       330,000円
        313,500円(5%カット)
        264,000円(20%カット)
        231,000円(30%カット) 280,000円
266,000円(5%カット)
224,000円(20%カット)
196,000円(30%カット)
0円 255,000円
242,250円(5%カット)
204,000円(20%カット)
178,500円(30%カット) 435.5/100
335/100

[議員報酬及び議員定数削減した場合のシミュレーション]

5%カット(現行)

議長:3,762,000円(年報酬])+1,365,293円(期末手当)=5,127,293円
副議長:3,192,000円(年報酬])+1,158,430円(期末手当)=4,350,430円 
議員:2,907,000円(年報酬])+1,054,999円(期末手当)=3,961,999円×10名=39,619,990円
総支給額 :49,097,713円

共済費
 【議員報酬額】     【標準報酬額】【公費負担金額(一人・1ヶ月あたり)】【年間公費負担額】
242,250円(5%カット現行) 240,000円   39,840円 ×12×12名       5,736,960円

現行合計:54,834,673円

5%カット(現行)+ 議員4名削減
議長:3,762,000円(年報酬)+ 1,365,293円(期末手当)=5,127,293円
副議長:3,192,000円(年報酬)+1,158,430円(期末手当)=4,350,430円                                               
議員:2,907,000円(年報酬)+1,054,999円(期末手当)=3,961,999円×6名=23,771,994円
総支給額 :33,249,717円 

共済費
 【議員報酬額】     【標準報酬額】【公費負担金額(一人・1ヶ月あたり)】【年間公費負担額】
242,250円(5%カット現行) 240,000円    39,840円 ×12×8名      3,824,640円

現行合計:54,834,673円
32%削減 合計:37,074,357円
★5%カット(現行)から5%カット(現行)+ 議員4名削減にすると合計差し引き額 :17,760,316円 
20%カット+ 議員4名削減

議長:3,168,000円(年報酬])+1,149,720円(期末手当)=4,317,720円
副議長:2,688,000円(年報酬])+975,520円(期末手当)=3,663,520円
議員:2,448,000円(年報酬])+888,420円(期末手当)=3,336,420円×6名=20,018,520円           
総支給額 :27,999,760円

共済費

 【議員報酬額】     【標準報酬額】【公費負担金額(一人・1ヶ月あたり)】【年間公費負担額】
204,000円(20%カット)   200,000円    33,200円 ×12×8名      3,187,200円

現行合計:54,834,673円
43%削減 合計:31,186,960円

★5%カット(現行) から20%カット+ 議員4名削減にすると  合計差し引き額 :23,647,713円 


30%カット+ 議員2名削減 ・ 議員4名削減

議長:2,772,000円(年報酬])+1,006,005円(期末手当)=3,778,005円
副議長:2,352,000円(年報酬])+853,580円(期末手当)=3,205,580円
議員:2,142.000円(年報酬])+777,368円(期末手当)=2,919,368円×6名=17,516,208円 
        総支給額 :24,499,793円

共済費

 【議員報酬額】     【標準報酬額】【公費負担金額(一人・1ヶ月あたり)】【年間公費負担額】
178,500円(30%カット)  180,000円     29,880円 ×12×8名      2,868,480円
現行合計:54,834,673円
50%削減 合計:27,368,273円

★5%カット(現行) から30%カット+ 議員4名削減にすると  合計差し引き額 :27,466,400円


※議会では、議会議員定数を12名から8名とする「4減案」を提案し、可決されました。しかし定数削減のみでは年間 約1700万円程度の削減であり、定数減と合わせて現行の議員報酬5%カットを30%カットに変更した場合、年間 約2700万円の削減が見込まれます。
今の高取町の危機を乗り切るために、町民とともに痛みを分かち合う精神を持って頂き、現行報酬の20%〜30%の削減を提言致します。

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代表幹事 : 中西宏次 
奈良県高市郡高取町下子島350番地