Compliance And Accountability/Residents Participation


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設立趣旨



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設立の趣旨

 本高取町は平成20年正月明けに、町長が逮捕されると云う衝撃的な出来事がおこり、再建団体転落の危機が叫ばれ、開発公社の不明瞭な運営が顕在化し、約9億円にのぼる公社借金を町が債務保証する事態になりました。
 追い討ちをかけるように元課長による水道加入金の不正が発覚しました。
 このような状況のなか、住民による町政の奪還、地方自治法の本旨の住民による直接民主主義の実現による高取町の再生の為、有志が立ち上がり「高取町ご意見番」結成するにいたりました。

 高取町では、ボランティアにより「村おこし・町づくり」のイベントが年々活性化し、また子どもの安全のための防犯ボランティアもPTA・老人会・自治会が中核となり活動しています。ご意見番のメンバーは、町の活性化のためにこれらボランティア活動に主体的に参加しています。
  私たちは住民による町づくりを目指すうえで、行政による不祥事は極めて住民を裏切るできごとであり、行政の情報公開・ガラス張りの行政・議会、責任の追及を避けて、高取町の再生や住民による町づくりはないと考えています。そういう意味ではオンブズマン的役割も必要であります。
 私たちの目的は町の再生です。住民と行政の立場はお互いが共同で知恵を出し合い、奉仕し協力するのが本来の姿である。そのためには、行政は積極的に「情報の開示」と「法令順守」の原則を徹底すべきである。特に「情報公開」は一部例外はあっても、基本的には開示しない理由はなにもないし、住民・納税者に対しての義務なのです。そのことが住民が町つくりに積極的に参画できる場を作るうえでの基本的な条件であり、住民が行政に抱いている不信感や不満を取り去り、住民の信頼を得る唯一の方法なのです。 お金がなくても、地域の住民と行政の関係に信頼があれば、住民のボランティア活動を通じて、町づくりをめざすことは出来ます。
 我々が住民とともに、不祥事や不正に対しては勇気をもって異議を申すことが、未来の子どもや孫の為に住民が住民自身の手で「高取町」を変えて行くきっかけとなると考えています。



代表幹事 : 中西宏次 
奈良県高市郡高取町下子島350番地